停滞する秋雨前線の影響で25日も九州南部では雨が続く予想です。また、25日に発生した台風21号は今後、前線を活発化させて広く大雨を降らせる可能性があります。
　26日朝にかけては宮崎県で50ミリ、鹿児島県で100ミリの雨が予想されていて、27日にかけてもさらに雨量が増える見込みです。
　九州南部は先日の大雨でまだ地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。
　また、25日午前6時にマリアナ諸島付近で発生した台風21号は、来週の30日ごろには暴風域を伴って強い勢力で沖縄地方に接近する可能性があります。
　その先の進路はまだ定まっていませんが、台風からの湿った空気が本州付近に掛かる前線を活発化させるため、西日本から東日本の離れた所でも雨が強まる恐れがあります。
　最新の予想進路図など今後の情報に注意が必要です。