京都・華道の家元「池坊」 新春の花を使い新年祝う「初生け式」
社会|
01/05 12:12
京都の華道の家元「池坊」で、新春恒例の「初生け式」が開かれました。
「いけばな発祥の地」とされる京都の六角堂に全国から集まった34人の門弟らが参拝し、その後、道場で松や梅などの正月らしい花を使った「初生け」に臨みました。
室町時代から続く「初生け式」は、年の初めに花を生けて新年を祝う伝統行事です。
門弟
「新年に向けて伸びやかなイメージで生けました。花と向き合いながら自分も成長していけたら」
次期家元の池坊専好さんは門弟を指導したあと、自らも「万」と題した初生けを披露しました。
「すべてのいのちが輝く未来に向かって日々、心新たに歩むことができるように」との願いを込めたということです。
会場は華やかな雰囲気に包まれていました。