韓国・尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の拘束令状の期限が6日に迫るなか、水面下での動きが続いています。
　一部の韓国メディアは大統領側の弁護団が捜査当局との協議を検討していると報じました。
　拘束令状の再執行や、逮捕状請求を避けるため、捜査側との妥協点を探りたい考えとみられます。
　一方、公邸では鉄条網を設置する様子が捉えられるなど、「籠城（ろうじょう）作戦」の準備も進められています。
　捜査当局としては当初、5日にも拘束令状の再執行に踏み切る可能性が高いとみられていましたが、5日はソウルのほぼ全域に大雪注意報が出されていて、雪による渋滞や混乱を避けるため6日に見送る可能性も指摘されています。