ポケベル爆発相次いだ中東レバノンをイスラエル軍が空爆 ヒズボラ幹部を殺害
国際|
09/20 23:25
イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」を標的とした通信機器の爆発が相次いだ中東レバノンでイスラエル軍の空爆があり、9人が死亡しました。ヒズボラの幹部を標的にしたとみられています。
中東の複数のメディアによりますと、首都ベイルートの南部にある住宅にイスラエル軍のミサイル4発が着弾し、これまでに9人が死亡、子どもを含む59人が死亡したということです。
情報筋の話として、標的はヒズボラの軍事作戦部門の責任者とされるイブラヒム・アキル氏で、死亡が確認されたということです。
イブラヒム・アキル氏は1983年にベイルートにあるアメリカ大使館が爆破され63人が死亡した事件などを指揮したとし、アメリカが特別指定国際テロリストに指定していました。
ヒズボラを巡っては、メンバーが使うポケベル型の通信機器などが相次いで爆発し、多数の死傷者が出ていました。