アメリカの長期金利の上昇を受けて、外国為替市場では急速に円安が進み、円相場は一時、約3カ月ぶりに1ドル＝153円台に下落しています。 アメリカの長期金利は、この1カ月間でプラス0.5ポイントと急速に上昇しています。 また、最近発表された経済指標がいずれも市場予想を上回るなど、アメリカ経済の堅調ぶりが示され、FRB（連邦準備制度理事会）が追加利下げするという観測が後退しています。 このため、日本とアメリカの金利差が拡大する、円を売ってドルを買う流れが強まっています。