全国警察の“司令塔”が会議 川崎ストーカー殺人事件受け マニュアル整備へ
社会|
10/24 22:06
川崎市でストーカー被害を訴えていた女性が殺害された事件を受けて、安全確保を早急に求められる事案を統括する全国の警察幹部らが一堂に会し、対策を話し合いました。
警察庁
楠芳伸長官
「過去の事案における反省・教訓事項を踏まえて、人身安全関連事案に対処する警察の在るべき姿について、改めて指導教養を徹底していただきたい」
川崎市の事件を受けて警察庁は全国の警察に対し、ストーカー事案などの情報集約を統括する「司令塔」を設置するよう通達しています。
24日開かれた会議では、警察庁の幹部のほか、全国の警察で「司令塔」を務める幹部らが集まり、警察本部と警察署が一体となって継続的に事案の対処をすることなどが確認されました。
警察庁は実践的な指導などのため、全国の警察に対処マニュアルを整備するよう求めています。
マニュアルには1999年の「桶川ストーカー事件」以降に起きたストーカー事案における教訓なども盛り込まれる見通しです。





