富山や秋田で緊急銃猟 市街地にクマ出没相次ぐ
社会|
10/24 06:05
各地で住宅街などにクマの出没が相次ぎ、自治体の判断で猟銃の使用ができる緊急銃猟で駆除されるケースが増加しています。
23日午前、富山市の住宅街でパトロールをしていた市の職員がクマ1頭を目撃しました。
市は緊急銃猟を許可し、体長およそ80センチのメスのクマ1頭を駆除しました。
富山県内で緊急銃猟が許可されたのは2回目で、発砲されたのは今回が初めてです。
また、秋田県仙北市でも午後、22日から畑に居座っていた親子とみられるクマ2頭を緊急銃猟で駆除しました。
市は「近隣住民の安全確保を第一に市の中心部でのクマの行動が危険と判断した」としています。
緊急銃猟の実施は秋田県内で2例目です。