茨城・鹿島沖で漁船転覆 2人死亡3人不明 運輸安全委が調査開始
社会|
01/07 23:59
茨城県鹿島沖での漁船の転覆事故で国の運輸安全委員会が事故調査官を派遣し、事故原因の調査を始めました。
6日未明、鹿島港の沖合で北茨城市の大津漁協所属の「第八大濱丸」が転覆し、2人が死亡、今も3人の行方が分かっていません。
7日午後2時ごろ、運輸安全委員会の事故調査官が第八大濱丸の関係者から話を聞くため、千葉県銚子市の漁協を訪れました。
運輸安全委員会
船舶事故調査官
井桁正樹氏
「丁寧に調査をして、できる限り早く原因を究明して公表して、報告書として公表していきたい」
北茨城市の大津漁港からは7日も捜索に向かう船が出ましたが、波が高く漁船による捜索は中止されました。
海上保安庁は業務上過失致死の疑いも視野に事故の原因を調べるとともに、8日にかけても夜を徹して行方不明の3人の捜索を続ける予定です。