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「若者」が選挙に求めるものとは―「40歳以上お断り」居酒屋で有働が聞いた

政治

02/01 23:30

真冬の最短決戦となった衆議院選挙まで1週間です。 投票率は伸びるのか、そのカギを握るのは「若者」だと思います。 いま、若い世代が、何を考え、「選挙」に何を求めているのか、有働由美子が聞いてきました。 ■有働が聞く「若者」選挙に求めるもの (有働由美子)「うわー!東京・渋谷のスクランブル交差点ですけど、すごい人だな。若者って一口に言っても、10代20代の人とすれ違うかな。っていうか、まっすぐ歩けないんですけど!ここ渋谷は、元気あるわー。この若者たちが今度の選挙に何を重視して、本当に投票に行くのかどうか、ちょっと聞いてきます」 「なんか久しぶりに渋谷のこの店が密集している所に来ましたけどね…。これか?ここだな…うわー安!」 「『U-40』って書いてある、ここ。入店は20~39歳の方限定だって。ここは若い世代の居酒屋です、アンダー40専門店。…っていうか入れるの(私)?」 「すみませーん、『U-40』じゃないんですけど…」 (店員)「『U-40』の店ですが、楽しんでいただける人ならOKです」 若い世代が気兼ねなく飲める居酒屋というコンセプトのため、客の9割が20代です。“若い気持ち”があれば入店は可能とのこと。 (有働由美子)「お邪魔してよろしいですか?…ちょっと待って、これなに?なに?柄杓じゃん」 「そうですよね、初めて見ました。“さかずき”っていうやつ」 「買っちゃいました、10杯分、安いねって」 「お酒!?これいくらですか?」 「550円です。めっちゃ安いです。」 なみなみ注がれているレモンサワーを飲む2人は、会社の同期。社会人1年目の2人に、選挙について聞きました。 (有働由美子)「将来をこうあってほしいと投票するとしたら、どれを重視して『これを変えてくれ、それについて動いてくれる人』を選ぶとすると、どの項目に興味がありますか?」 (20代会社員)「私、左上3つかな。」 重視するのは、『景気・社会保障・教育』について。 (20代会社員)「これから少子高齢化で、自分たちがおじいちゃんおばあちゃんになったときって、ほんまに年金もらえているのかなみたいな」 もう1人は… (20代会社員)「『教育』かな。今AIとかあるじゃないですか。それで教育ってめっちゃ変わってきていると思うんで、それについていけなかったら周りの国とかにも負けていっちゃう国に、もっともっとなくなっていくのかなって、ちょっと不安になっちゃうので。個人的には教育とか子育て支援とか、もっと日本が良くなっていくんだったら、ここが一番大事なのかなって」 こちらの2人も、20代の社会人。 (有働由美子)「お話を聞かせていただいても、大丈夫ですか?」 「はい」 社会人になって初めて選挙に行くようになったと言います。 (有働由美子)「前回どうでした(初めて)投票してみて?」 (20代会社員)「投票箱に入れるの緊張して、結構、厳格な雰囲気」 (有働由美子)「みんな静かに見守っている感じ」 「正直どこに入れたらいいかも分からなかったので、とりあえず直感で書いて入れてって感じでした」 今回、投票先に重視していることは。 「ここ2つかなと」 (有働由美子)「『景気・物価高対策』と『年金・社会保障制度』それはどうして?」 (20代会社員)「僕もスーパーよく行くんですけど、卵とかすごい高いなって。実際に給料いただいている中で、こんなに取られちゃうんだっていうのは思っていたので、どっちも上がっちゃうと、その分支出が増えて 収入が減るので結構気にはなります」 こちらの2人は大学時代の同級生。 (20代会社員)「(一緒に写真)撮りたいです」 (有働由美子)「ちょっと待って、ピースあってる?私だけおばさんのピースしてない?」 社会人になって約1年。お互いの近況を報告し合っていました。 (有働由美子)「社会人になった時ってボーナスでこれ買おうとか、学生時代って考えるじゃないですか。それは現実どうですか?」 「何にも買わなかった」 「なんで?」 「貯金しようかなって。今後何があるかわからない。お金はあったほうがいいかなって」 社会に出て突きつけられたのはお金の不安。 (有働由美子)「これを節約しているよとかある?」 「節約ですか…、もやし、もやし生活みたいな。一番ずっと安定しているじゃないですか」 「かさも増せるしね。…っていう社会人を送るって思っていました?」 「思ってないです。もっと美味しそうな自炊をしたかった」 「現実は?」 「もやし」 物価高対策に力を入れてほしいという2人が、選挙の情報収集に使うのはSNSです。 (有働由美子)「普段一番そういう情報とかは何が一番?」 (20代会社員)「なんだろう? Twitter、Xの上位の方とか?」 (有働由美子)「ランキングとかね」 そこには、SNSを始めとしたネット情報に慣れ親しんだ世代ならではの向き合い方がありました。 (20代会社員)「なんかさらっと見ている感じなので、情報を深く入れすぎないように」 (有働由美子)「それは何で?」 「ネットで情報操作みたいにする人がいっぱいいるので、自分が見た情報がもし違ったら嫌なので、さらっと流し見みたいな感じで見ようとしています。ネットに書いてあることが全てじゃないんで、そこは吟味しながら、自分が思っている社会を作っていけそうな政党と人に入れようかなと」 (有働由美子)「すごい若い人たち、正直ですね。考えていないわけじゃなくて、すごく正直に政治とか選挙を捉えている」 ■「子育て世代」期日前投票に行列 国政選挙の投票率は、右肩下がりの傾向が続いていて、最近は50%台に落ち込んでいます。そんな中でも60%台を維持しているのが山形県。2017年の衆院選以降、6回連続で全国トップの投票率を記録しています。 きのう夜、山形市のショッピングセンターに運び込まれたのは―。 「このフックをここにかけて」 今回の衆院選で使う投票箱です。買い物に来た、親子連れなどが投票しやすいよう、2022年7月の参院選から店内に投票所を設けているといいます。さらに子どもたちにプレゼントする風船も準備。 (選挙管理委員会の担当者)「子どもの頃に投票に興味を持ったりとか経験したりすると、大人になったときにも投票に行ってくれるっていうような傾向があるみたいなので」 きょうはラストサンデーということもあり、期日前投票のため、開場する前から長い行列が。目立つのは、やはり親子の姿です。 (40代 子ども1人)「ゆっくり買い物がてら(投票が)できるのはすごく便利だと思います。子連れにとって」 「よかったね、風船もらえて」 選管によると、山形県は3世代同居率も全国トップで、投票に行く習慣が受け継がれていることも要因の1つだといいます。 今回は異例の短期決戦となったことでこんな影響も―。 (期日前投票に訪れた人)「投票券が今回届かなくて、そのまま来ました」 実は投票所入場券がなくても、本人確認ができれば、投票は可能です。 ここでも聞いてみました。何を重視して投票先を決めましたか? (30代 子ども2人)「例えば子育てとか、本当、そのあたり。今まで買っていた野菜が手を出しづらくなったりとか。でもやっぱり子どもがいると野菜を(食事に)とり入れたいなと思うのでその辺りがよくなったらなと」 (40代 子ども3人)「今回のタイミングだと、ここに重点を置きました。『外交・安全保障』。トランプ大統領の動きとかもなかなか予想できなかったりとかして、アメリカだけを信じているよりは、自立してしっかりと、国防の方とかも力を入れないといけない時が来たのかなというようなことを思っています」 (40代 子ども2人)「これですね、はい。『年金・社会保障制度』もともと高齢者が少なくて、現役世代が多い時代に作られた(年金)制度がまだ延々と続いていますので、将来的に我々の世代も受け取る世代になるわけですけど、制度が持続しなければ元も子もないですから、非常にここは関心があるところです」 2月1日『有働Times』より

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