石破総理「侮ってもらっちゃ困る」アメリカ依存から「自立するよう努力」と強調
政治|
07/11 01:37

トランプ関税を巡り、石破総理大臣はBSフジの番組で「侮ってもらっては困る」と述べ、安全保障や経済などでアメリカに過度に依存しない国を目指す考えを示しました。
10日夜の番組で石破総理は、アメリカとの関税協議について街頭演説で「なめられてたまるか」と訴えたことの真意を問われました。
石破総理は「日本は安全保障でアメリカに頼っている。経済でも食料でもエネルギーでもそうだ」と述べ、「いっぱい頼っているからアメリカの言うことも聞くはずだと仮に思っているとするなら、日本がもっと自立するよう努力していくべきだ」と強調しました。
そのうえで、「侮ってもらっちゃ困る」とも述べ、自動車産業などの国益をかけて簡単に妥協はしない姿勢を示しました。
また、物価高対策としての一人あたり2万円などの現金給付については、「賃金上昇が物価上昇を上回ることを目指す」と述べ、達成するまで実施は1回だけとは限らない可能性を示唆しました。