投票所に“架空の候補者”の名前も…参院選期日前投票ミス相次ぐ
政治|
07/09 20:00
架空の候補者名を見て100人以上が投票しました。一体、何が起きたのか。参院選期日前投票でトラブルが相次いでいます。
長野県中川村
選挙管理委員会
「心より、おわびをまず申し上げます」
中川村では比例代表と選挙区の投票用紙を間違って配り、11人が投票。間違った投票用紙に候補者名を書いた場合、無効票となります。
福岡県古賀市でも、とんでもない間違いが…。
投票用紙に記入するための記載台6台に貼られた比例代表の候補者名、政党名の名簿に見たことのない名前が。なんと、架空の政党名や架空の候補者名が載っていたのです。
選挙管理委員会によりますと、架空の候補者名などの出所は県が事前に送ってきた模擬データでした。これを誤って印刷し、貼ったのです。
投票に訪れた男性から指摘があるまで間違いに気付かなかったといいます。
架空の候補者名などが貼られた状態で101人が投票したということです。