巨大ハリケーン「メリッサ」ジャマイカ上陸 7人死亡 最強カテゴリー5で被害甚大か
国際|
10/29 07:56
巨大ハリケーン「メリッサ」がジャマイカに上陸し、これまでに少なくとも7人が死亡するなど大きな被害が出ています。
ハリケーン「メリッサ」は28日午後、5段階中、最も強いカテゴリー5の勢力を保ったままジャマイカに上陸しました。
地元当局によりますと一時、風速およそ82メートルの猛烈な風が吹き荒れ、病院などの公共インフラに甚大な影響が出ているということです。
また、大雨により多くの住宅や幹線道路が浸水しているほか、洪水によりワニが住宅地に移動する恐れがあるとして注意を呼び掛けています。
これまでにハイチとドミニカ共和国で4人が死亡し、ジャマイカでは少なくとも3人が死亡したということです。
被害状況が判明するには数日から数週間かかる可能性があるとみられています。
「メリッサ」はカテゴリー4に弱まりましたが29日の朝にかけて強い勢力でキューバに接近する見通しで、周辺各国で厳重な警戒態勢が敷かれています。





