イスラエルがガザ地区で空爆再開9人死亡 遺体発見“偽装”などハマスの合意違反主張
国際|
10/29 04:26
パレスチナ・ガザ地区でイスラエルが空爆を再開しました。イスラム組織「ハマス」側の和平合意の違反を主張しています。
中東のメディアなどは28日、イスラエル軍がガザ地区で病院の周辺などに空爆を始めたと報じました。
北部ガザ市や南部ハンユニスで少なくとも9人が死亡し、15人以上がけがをしていると伝えています。
イスラエルは停戦を仲介するアメリカにも計画を通知したということです。
和平合意でイスラエル軍が一度撤退した境界線を超えて占領する地域を拡大するかどうかも協議しているとしています。
イスラエル側は27日にハマスが返還した遺体が残る人質と一致しなかったことや、遺体を土に埋めた後、発見したように装っていたことが確認されたと合意違反を主張しています。
また、28日には南部ラファでハマスから攻撃を受けたとしてネタニヤフ首相が強力な攻撃を直ちに実施するよう指示していました。
これに対してハマスはラファでの攻撃には一切関与していないと声明を出し、合意を遵守すると改めて表明しました。





