米・トランプ大統領 来月1日の関税期限「変更ない」
国際|
07/09 06:10
アメリカのトランプ大統領は来月1日に設定した「相互関税」の一時停止の期限について、変更しない考えを強調しました。
アメリカ
トランプ大統領
「8月1日に全員が(関税を)支払うことになる。そうすれば、アメリカで取引することができる」
トランプ大統領は8日に閣議で、「アメリカを搾取してきた国々から、金銭を取り立てる時がきた」と述べました。
また、「相互関税」の上乗せ分の停止期限を来月1日に延長したことについて、自身のSNSに「この日から関税が徴収される。日付に変更はなく、延長は一切認められない」と投稿しました。
トランプ氏は前日、来月1日の期限は「100%確定しているわけではない」と述べ、交渉次第で見直す可能性を残していましたが、一転して認めない考えを示しました。
また、トランプ氏はアメリカに輸入される銅に50%の関税を課す考えを明らかにしました。
医薬品や半導体への関税についても近く、発表するとしています。