「OPECプラス」増産拡大で合意 健全な市場基盤などを考慮 原油価格下がる可能性も
国際|
07/05 21:34

OPEC=石油輸出国機構にロシアなどを加えた有志の8カ国が会合を開き、8月は原油の増産規模を拡大することで合意しました。
サウジアラビアなどOPECの加盟国にロシアなどを加えた「OPECプラス」の有志8カ国は5日、オンラインで会合を開きました。
会合では8月の方針が話し合われ、1日あたり54万8000バレルを増産することで合意しました。
増産は4カ月連続ですが、先月の1日あたり41万1000バレルから増産規模を拡大しました。
供給が増えると原油価格が下がる可能性がありますが、「OPECプラス」は「安定した世界経済の見通しと健全な市場基盤の低水準の原油在庫などを踏まえた」としています。
9月の生産量は8月3日の会合で決定することにしています。