ここ数年、利用者が増えているカーリースの契約トラブルに関する相談が増えています。
　カーリースは、リース会社が所有する車を借りて利用できるサービスです。
　契約期間中に必要となる手続きや整備を継続的に行うことを前提にリース料を決めているため、中途解約をすると解約金や違約金が生じます。
　そのため、利用者から「ローンと同じと言われ契約したが、走行距離制限や中途解約料がある契約だった」「契約期間内に解約を申し出たら突然、解約料を請求された」などの相談が、全国の消費生活センターなどに2023年に485件寄せられました。
　国民生活センターは「仕組みを理解して自分の利用方法に合っているかをよく検討してほしい」と注意を呼び掛けています。