異例猛暑 影響深刻な野菜 一方“今買うべき”は…?
経済|
07/09 17:59
平年よりも早い猛暑。影響が深刻になっている野菜があります。
福井県でミディトマトを生産している農業用ハウスです。
農園おいしくな~れ
坪川隆蔵代表
「気温も暑い日が多かったので、暑さにやられた実も多くある」
高温の影響で実が変色して割れたり、熟しすぎたりしたトマトが約2割出ています。
ハウス内は生育に適した上限の30℃を上回っています。
農園おいしくな~れ
坪川隆蔵代表
「30℃を超えてしまうと、実が付かなかったり花が飛んだりしてしまう」
本来なら収穫時期を迎えているはずの“白ネギ”も…。
内江農園
内江元泰代表
「全然、水気がない。人もきついし、ネギにも良い環境ではない。それぐらい地温も気温も高かった」
畑の表面は高温で乾燥し、一部では葉の先端が枯れたりする被害が出ていました。
岐阜県高山市では、夏でも涼しい特徴を生かしてホウレンソウを生産。特産品にもなっていますが…。
ホウレンソウ農家
橋戸雅彦さん
「ホウレンソウが耐えられない暑さになっている」
連日30℃以上の真夏日が続いている高山市。
ホウレンソウ農家
橋戸雅彦さん
「ホウレンソウは25℃以上になると成長が止まる。変色して葉が枯れて腐りやすくなってしまう」
一方で、猛暑の今、一番お得なものを市場で聞くと…。
セントライ青果
西垣昌照さん
「キャベツ、ハクサイ、レタスは今年は豊作で、例年と比べてお値打ちの単価になっている。この7月いっぱいは、たくさん食べていただければ」