2025年4月に実店舗をオープンしましたが、お店の始まりは2020年。間借り営業やイベント出店を重ねながら少しずつファンを増やし、「いつかお店を持ってほしい」という常連客の声にも後押しされ、この場所を構えました。
木の温もりを感じる店内には、テーブル席とカウンター席を用意。初めて訪れても居心地がよく、ひとりでも友人同士でもゆっくりとかき氷を楽しめる空間です。
■ころんと丸い、華やかなかき氷
『縁と氷』のかき氷は、ふわりと削った氷を丸く整えた、ころんとしたフォルムが特徴です。フルーツやソースが彩りよく重なり、思わず写真を撮りたくなる華やかな見た目も魅力のひとつ。
メニューはフルーツやスイーツ系を中心に5〜7種類ほど。その時期に旬を迎える食材を取り入れているため、季節やタイミングによって内容が変わります。中には1週間ほどで終了するメニューもあり、訪れるたびに新しい一杯に出会えます。
使われるシロップやソースは、基本的にすべて店内で手作り。市販のシロップは使わず、旬の素材を生かした味づくりを大切にしています。
さらに、氷の中にはソースやプリン、ナッツなど、食感の異なる素材を何層にも重ねています。「最後まで飽きずに食べてもらいたい」という思いから生まれた工夫で、一口ごとに違った味わいや食感が楽しめます。
■一杯の中で広がる、夏らしい味わい
今回中は、「チャイパインココナッツ」(1,800円税込)。
ひと口食べると、夏の暑さでほてった体がすっとクールダウン。ふわりと溶ける氷に、やさしく香るチャイのスパイスが重なります。
実はこのチャイは、熊本で長年コーヒー店を営む店主にオリジナルブレンドを依頼したもの。しっかりとスパイスを感じながらも、パイナップルの爽やかな甘みとよく合います。
食べ進めると現れるのは、素焼きのココナッツのザクザクとした食感。そして中には、口の中でとろけるようなココナッツプリンも隠れていました。
■ふわふわ、ザクザク、とろり。
食感が次々と変わり、最後まで飽きることなく楽しめる一杯でした。
こうした組み合わせは、店主が日頃から食べ歩きや飲み歩きを重ねる中で生まれるアイデアがもと。本業ではフードディレクションや商品開発も手がけており、その経験がメニューづくりにも生かされています。
■店名にも込められた「縁」への思い
店名の『縁と氷』には、人と人との縁が生まれる場所になってほしいという思いが込められています。
その思いは、お店で販売しているオリジナルTシャツにも表れていました。
デザインのモチーフになっているのは、平安時代から親しまれていたかき氷。『枕草子』には、削った氷に甘味をかけたものが「あてなるもの(上品で優美なもの)」として登場します。
胸元には、その「あてなるもの」という文字をあしらい、かき氷の歴史や文化への敬意を表現。店主自らデザインを手がけた一枚です。
■訪れるなら事前予約がおすすめ
『縁と氷』は予約優先で営業しています。
当日、席に空きがあれば案内してもらえますが、予約だけで満席になる日もあるそう。
特に夏場や週末は混み合うことが多いため、確実に訪れたい人は事前予約がおすすめです。
季節ごとに変わるメニューと、一杯の中で何度も変化する味わい。
暑い日に涼を求めるのはもちろん、「今日はどんなかき氷に出会えるだろう」と楽しみに訪れたくなる、そんな一軒でした。
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◼️『縁と氷(えんとこおり)』
住所:福岡県福岡市中央区白金1-10-5 2階
営業時間:Instagramを確認
定休日:不定休
駐車場:なし(周辺に有料コインパーキングあり)
SNS:Instagram:@entokoori
https://www.instagram.com/entokoori/
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※情報は2026年7月15日時点のものです。最新情報は公式HP、Instagram等でご確認ください。
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