【速報】洋上風力巡る汚職事件 元衆議院議員・秋本真利被告(49)が初公判で無罪主張
社会|
11/25 10:38
洋上風力発電を巡る汚職事件で、元衆議院議員の秋本真利被告(49)が初公判で受託収賄の罪について無罪を主張しました。
秋本被告は風力発電会社の元社長塚脇正幸被告(65)から洋上風力発電を巡る国会質問をするように依頼を受け、便宜を図る見返りに合わせて約7200万円の賄賂を受け取った受託収賄の罪とコロナ対策の持続化給付金200万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。
25日の初公判で秋本被告は詐欺の罪については認めました。
一方、受託収賄罪については、現金などを受け取ったことは認めたうえで「国会での質問など私の職務とは関係なく、賄賂には当たらない」などと無罪を主張しました。
賄賂を贈ったとされる塚脇被告も無罪を主張しました。
検察側は冒頭陳述で「洋上風力の普及拡大に積極的で利用価値のある議員と認識されていた」「質問してもらいたい内容を問い合わせ、要望に沿った質問をするなどしていた」などと指摘しました。