気象庁は2024年の日本の平均気温が平年より「1.48℃」高く、統計開始以降、最も高温だったと発表しました。
　気象庁は6日、2024年の日本の平均気温が平年より「1.48℃」高く、1898年の統計開始以降最も高温だった2023年の「1.29℃」を上回り、2年連続で過去最高を更新したと発表しました。
　気象庁は理由として地球温暖化の影響に加え、2024年は上空の偏西風が平年より北寄りを流れやすく、日本周辺が暖気に覆われやすかったことなどを挙げています。
　気象庁は日本の年平均気温が変動を繰り返しながらも100年あたり「1.40℃」の割合で上昇し、特に1990年代以降、高温となる年が頻出しているとしています。