アゼルバイジャン運輸大臣 旅客機墜落は外部からの攻撃が原因
国際|
12/28 02:55
ロシア・チェチェン共和国のグロズヌイに向かっていたアゼルバイジャン旅客機の墜落を巡り、アゼルバイジャンの運輸大臣は外部からの攻撃を受けたことが原因だとの見方を示しました。
ロシアの防空システムの攻撃により墜落したとの見方が強まるなか、墜落現場を視察したアゼルバイジャンのナビエフ運輸大臣は27日、「旅客機の残骸と生存者の証言から外部からの妨害を受けていた」「使用された武器の種類は今後の調査によって明らかになるだろう」と記者団に述べました。
こうしたなか、アゼルバイジャンの主要野党「ムサバト」は声明を発表し、プーチン政権に対し、墜落に対する謝罪と賠償を要求しました。
また「ウクライナとロシアの国民の虐殺につながり、多大な損失をもたらした」として、ウクライナ侵攻を終わらせることも合わせて求めました。
一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「調査結果が示される前に評価を下すことは適切ではない」と述べ、コメントしませんでした。