セブン買収に自信 クシュタール決算発表で表明 「粘り強く」継続
国際|
11/27 08:07
セブン&アイ・ホールディングスに買収提案をしているカナダのコンビニ大手が買収への自信を示し、「粘り強く」進めていく考えを明らかにしました。
カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」はセブン&アイに対する買収額を引き上げ、7兆円規模で提案しているとみられます。
一方で、セブン側は創業家と大手商社の伊藤忠商事、メガバンク3行などの出資と融資により提案を上回る金額の経営陣による買収=MBOを行うことで株式の非公開化を検討しています。
クシュタールのアレックス・ミラーCEOは、決算説明会でセブン側に対し「共に成長し、世界の数百万人の顧客に対する商品やサービスを向上させる機会が依然としてある」と述べたうえで、「資金調達し、買収を完了させることができる」と、自信を見せました。
さらに、「当社は粘り強く友好的なアプローチを継続し、最も魅力的な結果を生み出すよう努める」と、引き続き買収をあきらめない考えを明らかにしました。