旧門司駅の関連遺構で北九州市が新方針 一部現地保存も
福岡|
11/21 12:19
北九州市は21日、複合公共施設の建設予定地で見つかった旧門司駅の関連遺構について、遺構の一部をそのまま残し、また、一部は取り出して展示する新方針を示しました。
北九州市はこれまで、見つかった遺構を現地保存せず、複合公共施設を建設する計画を進めていて、現在、解体に向けた造成工事が行われています。
21日の会見で武内市長は、施設の設計変更をせずに機関車庫の基礎部分の一部をそのまま残し、また、当時の土木工事を顕著に表した部分を取り出して、施設内の床の下に展示すると発表しました。
保存に関する費用は、建設予算の中で対応可能ということです。
また、建設工期の遅れは発生しないとしていて、早ければ今月中にも解体工事を始める予定です。