北部九州からイチゴの輸出拡大を…生産農家など会合
福岡|
10/17 23:23
北部九州からイチゴの輸出拡大を目指そうと、久留米市で17日、生産農家や行政の関係者などが意見を交わしました。
イチゴの輸出産地を目指し、久留米市で開かれた会合には、「あまおう」を日本一の規模で栽培する「うるう農園」や、福岡県、佐賀県の関係者らおよそ30人が集まりました。
海外では残留農薬基準が厳しく、アジアで最も基準値が低い台湾の市場でも、「あまおう」を輸出できる農家は、「うるう農園」などおよそ5件しかないということです。
「うるう農園」では、農薬を減らすため害虫を天敵となる益虫で駆除していて、新たに3件の農家が同じ方法で輸出を目指しています。
「うるう農園」の古賀百伽取締役は「北部九州が台湾向けのイチゴの産地となれば」と期待を込めていました。