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主な受賞

2024年日本民間連盟賞・九州沖縄地区審査会 報道部門 優秀賞受賞
「壊山~災害の歴史を未来の防災に~」

KBCが制作し5月に放送したドキュメンタリーが、
2024年7月4日開催の日本民間放送連盟賞 九州沖縄地区審査会の報道部門優秀賞となりました。
またKBCの番組からは、「軽バンガール ~私がこの道を進むワケ~」が教養部門最優秀賞、
「前川清の笑顔まんてん夜もタビ好キ」がバラエティ部門優秀賞を受賞しています。

KBC制作ドキュメンタリー「壊山~災害の歴史を未来の防災に~」

KBC放送
2024年5月31日(金)午前10時45分~11時45分

ナレーター:岡田理沙

取材:浅野孝仁、神野勇人、村松一史、東大貴

編集:小野あゆみ

カメラマン:濱崎晃

テロップ:小杉知寿子

音響効果:坂本孔明

ディレクター:浅野孝仁

プロデューサー:前田輔

制作統括:野村友弘

2023年7月、再び記録的な豪雨に見舞われた九州北部。
福岡県久留米市で起きた土石流災害を、多くの住民は「予想していなかった」と口にしました。家々を飲み込んだ惨禍は、約300年前にも“発生”。地元に伝わる古文書には、土石流が襲い、多くの人が命を落とした記録が残っています。しかし、多くの人はこの言い伝えを知らず、ハザードマップを根拠に「安全」だと考えていました。

全国で相次ぐ土砂災害に国も対策に乗り出します。土砂崩れの恐れを示す、ハザードマップの基となる地図は、最新の技術を用いて高精度なものへと生まれ変わろうとしています。

一方、6年前に土石流災害があった広島県坂町。ここでも明治時代の豪雨の記録が刻まれた石碑が建てられていましたが、忘れられた存在になっていました。町役場は災害の記憶を後世に伝えようと、明治時代の石碑の隣に、新たな水害碑を建立。2019年に地図記号に加わった「自然災害伝承碑」の契機となりました。

自分たちが住む地域の災害の歴史を知り、今に生かすー。甚大な被害と生き延びた人たちの言葉から、次の世代への“教訓”を探ります。

  • 九州朝日放送 防災への取り組み