福岡県内でヘルパンギーナ(夏かぜの一種)が警報レベルに
福岡|
07/03 20:29

福岡県は3日、子どもを中心に患者数が増える夏かぜの一種「ヘルパンギーナ」の患者数が、県内で警報レベルに達したと発表しました。
福岡県は、石けんでの手洗いなど、感染対策を呼びかけています。
福岡県によりますと、先月29日までの1週間で報告されたヘルパンギーナの患者数は429人で、1医療機関あたり6.13人と、今年初めて警報レベルとなりました。
ヘルパンギーナは、主に子どもを中心に感染するウイルス性の感染症で、夏かぜの一種です。
感染すると、2日から4日で急に発熱し、喉の痛みや水ぶくれが現れ、食欲不振や全身のだるさ、頭痛などを起こします。
くしゃみや咳などの飛沫や、便に排出されたウイルスがタオルなどを介して、感染するという事です。
福岡県は、石けんでの手洗いやマスクの着用などの基本的な感染対策を呼びかけています。