小竹町の葬儀場が作るひんや~りした“アレ”を大調査! ~ふるさとWish小竹町~

リポーターのボビー

地域に眠る“謎”を調査する『謎解き!ドローカルミステリー』。福岡県の中央部、筑豊地区の北部に位置する小竹町が今回の舞台です。この小竹町の商工会の公式キャラクターが『けたこちゃん』。町名を逆さ読みした名前が特徴で、小竹町の特産品には『けたこちゃん』の可愛いイラストがプリントされているものもあるんですよ。

そんな小竹町の謎は『小竹町発!葬儀場で作るひんやりした“アレ”とは』というもの…。その謎を解くため、リポーターのボビーが向かったのは小竹町役場。職員さんから「商工会に行ったらわかると思います!」との情報をゲットし、小竹町商工会に直行!話を聞いたのは小竹町商工会の会長・植村政人さんです。植村さんは生まれ育った小竹町に今から30年ほど前、葬儀会社「株式会社やまそう」を設立したんです。“ひんやりしたアレ”は植村さんの経営するセレモニーホールで作っているとのことで、早速案内してもらいました!

しらゆりセレモニーホール福岡平尾

「しらゆりセレモニーホール」は植村さんが経営する葬儀場の1つ。福岡市中央平尾にあります。小竹町から離れた場所でいったい、何が作られているのでしょうか?ボビーは「葬儀場でひんやりと聞くと、ちょっと怖いんじゃないのかな・・・」と恐る恐る中へ。施設の中は、まるでホテルのようです。控え室や最新の設備の案内を植村さんから聞くものの、肝心の“ひんやりしたアレ”は見つかりません。ボビーも気になる様子で施設を観察します。そして、ついに、厨房で“ひんやりしたアレ”を発見!あの『けたこちゃん』がパッケージにプリントされた、アイスキャンディーがありました!

『けたこのくずあいすキャンディー』

葬儀場で作られている“ひんやりしたアレ”の正体は『けたこのくずあいすキャンディー』。福岡県産のあまおうと葛粉を使った食感がなめらかなアイスキャンディーです。一口食べると「あまおう」のジューシーな果汁が口いっぱいに広がります。ところで、なぜ、葬儀場でアイスキャンディーが作られているのでしょうか。

小竹町商工会の会長・植村政人さん

2021年に小竹町商工会の会長に就任した植村さん。小竹町に新たな特産品を作ろうと、商工会の仲間と会議を重ねていたところ、“これまでにないスイーツを作ろう”という話になったそうです。そのコンセプトを実現し『ふるさと納税返礼品』に育て上げようと動きだしました。しかし、小竹町には和菓子店や洋菓子店がありません。その時、植村さんの頭に浮かんだのが、自分が経営する葬祭場の厨房でした。料理やデザートは自社で手作りしてきたではないか―。ベースはそもそも作っていた「葛アイス」。そこに福岡県産のあまおうを“これでもか”と使用し、ここにしかない、アイスキャンディーを完成させました。もちろん、パッケージには『けたこちゃん』を採用。葬儀場の厨房から、新たな特産品が誕生した瞬間でした。

小竹町商工会の公式キャラクター「けたこちゃん」

『けたこのくずあいすキャンディー』は、実にその60%が「あまおう」。贅沢なアイスキャンディーは、あまおうの味をしっかりと感じることができるんです。さらに、葛を使用しているため、なめらかで溶けにくい、まさに暑い夏にぴったりのアイスキャンディーです♪小竹町のふるさと納税返礼品にもなっているので、ぜひ「けたこ アイス」で検索してみてくださいね!


※この情報は朝の情報番組「アサデス。KBC」(2024年7月30日放送)でお届けしました。

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