大人気!ランチにぴったり♪お野菜マフィン~ふるさとWish嘉麻市~

地元の新鮮野菜がた~ぷり♪

「ピーピー」。出来上がりを知らせるオーブンから取り出されたのは、何だか特徴的な形をしたマフィン。中に入っているのはビーツ、ケールにサツマイモ。そう、具材はすべて地元でとれた野菜なんです。こちらは福岡県嘉麻市のマフィン専門店「焼菓子frame(フレーム」」。「ここのマフィンは、野菜がごーろごろ入っている。だから食事になるんです」と常連さん。

店を持つ夢実現 叶えてくれたのは市の制度

fremaの岩下美奈さん

マフィンを作っているのは、子どもの頃からお菓子作りが大好きだったという岩下美奈さん。結婚して専業主婦になってからも、いつか自分の店を開きたいという夢を持ち続けていました。転機は、たまたま決まった嘉麻市への引っ越し。「市が起業チャレンジを行っていると聞いて、やるだけやってみようと思って挑戦しました!」と開店のきっかけを話します。

スタイリッシュな小屋で販売

嘉麻市では、市内で操業を目指す人などに、無料で経営・販売戦略・資金調達などが学べる塾を開催。さらに、転居し創業すると、市から創業費用として最大250万円が交付される「嘉麻市移住定住起業チャレンジ支援事業補助金制度」があるのです。そんな制度に後押しされた岩下さんは、嘉麻市のおいしい野菜をよりたくさんのお客様に食べてもらおうと、栄養コンシェルジュの資格を取得。そして2019年6月、念願のお店をオープンしました。

半分以上が野菜!

取材日も、開店と同時にお客様が次々やってきます。「お菓子が大好きなのが伝わるんです。愛情が詰まっているでしょう?体にもいいし、おいしいなと思いました」。お客様の言葉からも、岩下さんの情熱が伝わります。マフィンはバター、牛乳、白砂糖不使用。使う野菜は地元の生産者に直接お願いして、新鮮なうちにわけてもらっているといいます。商品は一人で作っているので、一日に準備できるのは30個程度。閉店時間を待たずに売り切れてしまうこともよくあるそうです。

「たどりついたなって気がします。嘉麻市に。ずっと漠然と思っていたことがとんとん拍子で進んだので・・・、(私が探し求めていた場所は)嘉麻市だったと思います」。これからカフェを作りたいという夢もあるそうですよ。

嘉麻市は移住、定住、創業にとても積極的で、個人的な創業の相談も受け付けています。これからもどんどん、岩下さんのように夢を叶える人が増えていきそうですね!

■焼菓子frame
福岡県嘉麻市山野940-1
☎090-9659-0047
日・木曜定休(不定)

※この記事は2020年の情報です(「シリタカ!」3月18日放送)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

焼菓子frame

住所:福岡県嘉麻市山野940-1
電話番号:090-9659-0047
定休日:日・木曜定休(不定)

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