いつもの料理が3ランクは上がる!今注目のエディブルフラワー&西洋野菜~ふるさとWish桂川町~
KBC九州朝日放送の人気情報番組「アサデス。」。2020年1月17日(金)の「ふるさとWish」生中継コーナーでは、福岡県桂川町にある「ノガミファーム」にお邪魔しました。今回の中継担当は、石井 裕二&原 直子リポーターです!
赤に紫色…小売店では見かけない西洋野菜
山々に囲まれた「ノガミファーム」の広大な畑では、西洋野菜を中心にハーブやお花なども栽培しているそう。詳しいお話しを、ノガミファームの野上 伸太郎さんに伺いました。「この広~い畑の中で、野上さんが作っているものは何ですか?」と早速質問する石井リポーター。
すると野上さんが見せてくれたのは、カブに似たフォルムで根の部分が赤い「ビーツ」。栄養価が高いことから、最近は“スーパーフード”としても注目を集めていますが、野上さんによると、スープやパスタに加えたり、生でサラダにして食べてもおいしいそうです。
小売りもしているのですか?と石井リポーターが尋ねると、「飲食店さんへ直接届ける形でのみ行っています」と野上さん。「(卸している飲食店は)私達が知っているお店もありますか?」と食い下がる石井リポーターに「福岡市内だと、ホテルニューオータニ博多の『カステリアンルーム』『グリーンハウス』に卸させてもらっています」とのこと。ノガミファームの野菜は、ホテルのシェフにも認められているのですね!
次は紫キャベツのような見た目の「トレビス」を栽培しているところへ。「少しほろ苦さがあるので、アクセントでサラダに入れたりして。色もキレイなので」とアドバイスをいただきました。
そのすぐそばにも、トレビスに似たキャベツのような野菜が。これは「キオッジャ」といい、トレビスの仲間だそう。するとここで「今日は、私がこの場で収穫させていただきます!」と原リポーター。「よいしょ、よいしょ。結構芯が…(取れない)」と苦戦しつつも、なんとか収穫!「そのまま、生で食べられますよ」という野上さんの言葉に、とれたての葉を試食しましたが「にがい~!」と一言。「塩をかけたり調理したりすると、苦みがアクセントになりおいしいですよ」と野上さん。なるほど、トレビスといい、キオッジャといい、料理においては“苦みがアクセントになる”とは…勉強になります!
かわいらしい「食用花」=エディブルフラワー
さらに、畑を進む一行。石井リポーターが「今度は、かわいらしいお花が出てきましたよ!」と駆け寄ります。「これは、エディブルフラワーといわれる食用のお花です。『ビオラ』(という名の花)などいろいろな種類があります」と野上さん。
「普通に摘んでもらって、パクっといってもらって」という野上さんの提案に、「ちょっと抵抗がありますが…」と珍しく尻込みしていた石井リポーターですが、遂にパクリ。「最後にふわっと優しい香りがします。お花というより、さわやかなハーブのような香りです。こんなに花びらに食感があるのか」と驚いていました。使用例としては、サラダやお皿の中に彩りとして添えたりすると良いそうです。
今の「ノガミファーム」の畑がある場所は、もともとお米を作っている田んぼだったといいます。「西洋野菜に興味があって」育て始めたという野上さん。桂川町の自然あふれる好環境で、山から流れるきれいな水や土の力のおかげで、おいしい野菜が収穫出来ているそう。年間で100種ほど作っているとのことで、栽培品目はホームページでチェックできますよ。ホームページも、とてもオシャレなので、ぜひのぞいてみて!
■ノガミファーム
www.nogamifarm.com/
福岡県嘉穂郡桂川町土師4546
☎090-1165-2252
※直売所はありませんが、月・水・木曜に畑の見学と販売を行っています。
※この記事は2020年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。