白米持参で弁当完成!?小郡高校で大人気の謎の学食文化“のせ弁” ~ふるさとWish小郡市~
1984年に創立され、現在の生徒数は674人(2019年7月時点)という小郡高校(福岡県小郡市)。2018年には筑後地区で唯一「グローバル人材育成強化校」に指定され、英語以外の授業をイギリス人の先生を中心に行う「英語イマ―ジョン教育」で注目を集めている学校です。さらに、最寄りの駅からダッシュで25秒!?という自称“日本一最寄り駅から近い学校”というのも特徴なのだとか。
今回、同校を案内してくれたのは、生徒会長を務めている2年生の植田 翔馬くんと前生徒会長を務めた3年生の大串 龍聖くん。新旧生徒会長コンビが、息ぴったりにリポートしてくれました。
育ち盛りの高校生に大人気!学食の“のせ弁”
大串くんに紹介したい学校自慢を尋ねると、「のせ弁」という答えが。「のせ弁」とは聞き慣れない言葉ですが…?「家から持ってくる白ご飯に、学食でおかずだけのせてもらうんです。かつ丼、親子丼、ヒレカツ丼など種類も色々あります」と大串くん。「気軽に持っていけて、便利さを追求したものが“のせ弁”なんです」と、その素晴らしさを力説してくれました。
そこで早速、“のせ弁”を見せてもらうために学食へ。学食のメニュー自体も、定食から丼物まで豊富ですが、のせ弁メニューも負けないくらい豊富でした!手書きの小さな紙に書かれた、のせ弁メニューにはなんと20種以上が。定番の丼物をはじめ、ハンバーグカレーや唐あげカレーなど、どれも魅力的なものばかりです。
昼休み前の休憩時間に、専用の紙にメニューを書き、ご飯が入った持参の容器に貼って学食に預けます。そして昼休みになると、ご飯の上に希望メニューがのった状態で受け取ることができる…というもの。自分が食べたい量だけご飯を持ってくればいいので、生徒たちにとっては便利で嬉しいシステムですよね。しかも、どのメニューも300円というから、安い!
全国大会出場の常連!「琴部」にも潜入
さて、おいしい“のせ弁”でお腹を満たしたあとは、自慢の部活を紹介してくれるということで、今度は大串くんに代わり、前生徒会副会長の緒方 美岬さんが登場。「本校の琴部は、全国大会に出ていてすごいです!」と「琴部」を推してくれました。植田くんからは「旅館で聞くような感じ」と少々薄い情報しかゲットできませんでしたが、緒方さんによると「琴の演奏曲だけでなく、文化祭では“千本桜”を聴きました。感動すると思います!」ということで、なるほど確かに聴いてみたい!
そこで早速、琴部のみなさんに会いに行きました。部員のほとんどが初心者からスタートしているそうですが、なんとこれまで6回も全国大会に出場しているというから、確かにスゴイ!
よく見ると部員の中に、目立つ存在の生徒が…。唯一の男性部員、徳永 成海くんです。早速二人は、徳永くんにインタビューします。「琴部に入ったきっかけは?」と緒方さんが尋ねると「弦楽器が好きだったから」と徳永くん。実際にその音色も聴かせてくれました。「お~!」と驚く二人に、ちょっぴり照れる徳永くんでした。
最後に、冒頭で緒方さんが感動したと言っていた「千本桜~小郡高校 琴部ver.~」を披露してくれることに。美しいその音色に、演奏後は大きな拍手が送られました。
イマドキの高校生の素顔だけでなく、学校の雰囲気なども垣間見えて楽しい「ハイスクWish」。この放送は、KBCのYouTubeチャンネルでも観ることができます。小郡高校のおいしそうな“のせ弁”や琴部の素敵な音色をぜひ、チェックしてみて!今回の放送に入りきれなかった面白い部分も満載です。
KBC YouTubeチャンネル
【小郡市】「ハイスクWish」小郡高等学校
https://www.youtube.com/watch?v=iZW6HdC66xc&t=6s
※この記事は2019年の情報です(「ハイスクWIsh」小郡高校編、8月5日他放送)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。