緊急地震速報の誤発表を受けて気象庁長官が謝罪「重く受け止める」
社会|
10/21 15:25
気象庁の野村長官は、16日に誤った緊急地震速報を発表したことについて謝罪しました。
気象庁
野村竜一長官
「多くの皆様に多大なご迷惑とご負担をおかけしてしまいました。私としても重く受け止めております」
16日、カムチャツカ半島付近でマグニチュード6.9の地震が発生しました。
気象庁はこの地震に対し、千島列島でマグニチュード9.9の地震が発生したとして日本の広い範囲に緊急地震速報を発表しましたが、その後、取り消しました。
野村長官は誤った情報を発表した要因について、震源や震度を予測する手法に不備があったほか、日本の観測点から離れた震源のデータは用いないとする運用が正常に機能しなかったと説明しました。
また、緊急地震速報が地震による強い揺れの可能性を極めて短い時間で伝えるために人の判断を介さない仕様になっているとして、誤報をなくすことは困難だと述べました。
そのうえで、緊急地震速報の警報が発表された場合、9割以上のケースで強い揺れが発生しているとして地震への備えを続けるよう求めました。
今後、誤報の原因についてさらに詳しい調査を進めて予報精度の改善につなげたいとしています。







