緊急地震速報の誤配信、規定以上離れた観測データを用いたことが原因 気象庁
社会|
10/16 22:58
気象庁は16日正午すぎに発表した緊急地震速報について、日本から700キロ以上離れた場所で発生した地震の観測データは用いないとする運用が、反映されていなかったと発表しました。
気象庁はカムチャツカ半島の周辺で発生したマグニチュード6.9の地震について、マグニチュード9.9と過大に推定したことで緊急地震速報を発表していて、さらに震源を2回誤ってマグニチュードなどを算出していたことが原因だと説明しました。
気象庁は午後10時40分から3回目の会見を行い、震源と観測点の距離が700キロ以上の場合はマグニチュードの計算に用いないという運用が、今回の地震では正常に動作していなかったことが判明しました。
これは2020年7月に鳥島近海を震源とするマグニチュード5.8の地震が発生した際に、誤った震源をもとに計算したことでマグニチュードを7.3と過大に推定し、緊急地震速報を誤って発表したことを受け、同じ年の9月から始めた運用でした。
気象庁は震源が観測点から離れると地震の規模に誤差が出やすいと指摘しています。
気象庁は午後9時半ごろに緊急的な対策を実施したことで、今回の地震で緊急地震速報が発表されないことを確認したということです。







