鳥取県立病院で医療事故 患者は意識不明の重体
社会|
09/01 20:29
鳥取県の県立中央病院は心筋梗塞(こうそく)の男性患者の治療中に機械の操作を誤り、男性が意識不明の重体となる事故があったと発表しました。
病院
「大変、申し訳ございませんでした」
鳥取県によりますと、先月、心筋梗塞で県立中央病院に入院していた70代の男性患者の心臓と肺の機能を補助する機械「エクモ」の酸素チューブを誤って接続したことで一時的に酸素供給が停止し、男性に重度の後遺症が残る医療事故が発生しました。
男性は神奈川県在住で、先月9日、旅行で鳥取県に滞在していたところ、胸の不快感を訴えて病院に搬送されました。
心筋梗塞の診断を受けたため、病院で治療を受けていましたが、容体が悪化したため、2日後に集中治療室から心臓治療専用の部屋に移動しました。
その際、人工肺とエクモ本体をつなぐ酸素チューブを酸素ボンベに付け替える作業が行われました。
部屋に移動した後は本来、酸素チューブを酸素ボンベからエクモ本体に接続し直すはずでしたが、技士がそのまま酸素ボンベの栓を閉じてしまいました。
その後、医師が異常を発見するまでの約20分間、酸素は送られず、男性は脳に炎症を起こして意識不明の重体となったということです。
技士は10年以上の経験があるベテランで当時、エクモを含めた3つの機械の調整と維持を1人で担当していました。
事故を受け、病院は外部の有識者を交えた事故調査委員会を設置し、原因の究明と再発防止策を検討するとしています。







