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捕獲したのに…“日本三景”天橋立に再びクマ 観光地に緊張も

社会

06/12 20:08


 日本三景の一つ、京都の天橋立で、再びクマの目撃情報がありました。新たな出没に観光地は緊張に包まれています。 ■“日本三景”天橋立に再びクマ
 浜辺を疾走するのは黒いクマでした。
 10日、日本三景の京都・天橋立に出没し、警察や京都府が対応に追われるなど、観光地では一時、厳戒態勢が敷かれました。
 同じ日の夜、体長1.4メートルほどの雄の成獣が捕獲されました。しかし…。
 12日午前7時半すぎ、クマを目撃したとの通報があり、再び観光地に大きな影響を与えました。
 天橋立を南北2.6キロにわたり縦断する道は、一時通行止めとなりました。 観光客 「駆除されたと聞いていたけど、爪がすごいので、恐ろしいところがある」
 さらに今週は、全国各地でクマの目撃情報があげられています。
 10日夕方、青森県で撮影された映像には、畑の奥から現れた巨大なクマの姿が映し出されていました。
 撮影者が乗る車の方に一度目を向けたものの、気にする素振りもなく、すぐそばを通り抜けていきました。そのお腹にはたっぷりと脂肪を蓄え、大きな体を揺らしながら歩いていることが分かります。
 専門家は…。 岩手大学農学部
 山内貴義准教授 「まず動画を見て、かなりの至近距離。それに一番驚いたが、あと非常に腕も太くて肉付きが良い」
 動画が撮影されたのは、青森県十和田市の農道です。
 当時、田んぼの見回りをしていた男性は、数年前にもこの周辺でクマを目撃したことがあるといいますが、今回は…。 クマに遭遇
 小笠原洋平さん 「いや、でかかったね。1メートルちょっと(のクマ)なら生き残った人いると言っていたけど、いや無理だな。貫禄がすごかった。いや、なかなか貫禄があった。ここをこう来た時は」
 今週も各地でツキノワグマの出没が相次ぎました。
 9日、栃木県宇都宮市で捕獲されたクマは体長およそ150センチ、体重は80キロほどでしたが、今回青森県で撮影されたクマは…。 岩手大学農学部
 山内貴義准教授 「100キロは優に超えていると思う。山のものを食べているとあそこまで脂肪は付かないので、何かしら栄養状態の良いものを大量に食べていると考察できる」
 宇都宮市のクマに比べ、かなり脂肪を蓄えているといいます。何を食べてこんなに太ったのでしょうか。 岩手大学農学部
 山内貴義准教授 「家畜のエサは非常に栄養価が高いので、集中して食べると一気に体重が増える可能性はある」
 11日は別の場所でもクマの出没が…。
 神戸市が設置したセンサーカメラが、成獣とみられるクマの姿を捉えていました。
 神戸市でクマが確認されたのはこれが初めてだといいます。市によると、人的被害の報告はないということです。
 さらに岐阜県でも…。塀の上を歩いていたのは、体長1メートルほどのクマです。
 現場は岐阜県最西部に位置する揖斐川町。北側に山林があるものの、周辺には小学校や高齢者施設なども点在する市街地です。 揖斐川町農林振興課
 野原佑斗主任 「目撃情報があり、揖斐川町職員でパトロール中に目撃。2日前にも少し離れた地域で目撃情報があり、連日目撃されている個体と同じと言い切れない。複数頭の可能性も捨て切れていない」
 揖斐川町では去年の同じ時期に比べ、クマの目撃情報が2倍以上に増えており、箱わなの設置など警戒を強めています。
 各地でクマの目撃情報が出るなか12日、警視庁はクマ駆除に対応するプロジェクトチームを設置。
 奥多摩地域などでクマの出没情報が相次いでいることを受け、ハンターが現場に到着できず他に方法がない場合、自治体と調整しクマを駆除する体制を整えました。

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