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コロナ・インフル拡大“受診控え”の動きも…なぜ?

社会

09/16 18:56


 コロナとインフルエンザの感染が拡大しています。そんななか、ある調査で明らかとなったのは「病院に行かない」という人です。一体なぜなのでしょうか。 ■コロナもインフルも拡大… いとう王子神谷内科外科クリニック
 伊藤博道院長 「きょうは爆発的でした。気付けばもう大混雑」
 連休明けの16日、都内のクリニックは患者でごった返していました。 50代の人 「土曜の夕方に喉の痛みから始まって、ちょっと違和感。キンキンになるくらいの喉の痛み」
 50代の男性が訴えたのは、激しい喉の痛みです。検査結果は…。 伊藤博道院長 「新型コロナの抗原検査で陽性」
 新型コロナウイルス、感染です。
 新型コロナは7月以降、感染者が急増。今、猛威を振るっています。
 さらに警戒すべき事態も。10代の男性が感染したのは…。 伊藤博道院長 「インフルエンザAは陽性。新型コロナは陰性」
 このインフルエンザ、1医療機関あたりの感染者数が0.5人と、前の週より3割ほど増加。これから秋、冬にかけて最悪の事態も起こりうるといいます。 伊藤博道院長 「新型コロナとインフルエンザ、両方が広がってきている。この火種がワッと火を噴くという機会が増えてくる」
 そんななか、問題となっているのが受診控え。大手製薬会社が行った調査によると、この7月、風邪の症状を感じながらも受診しなかった人がおよそ7割にも上ったというのです。 ■なぜ受診控え?この夏特有の事情
 なぜ、つらい症状を抱えながらも病院に行かないのでしょうか。そこにはこの夏特有の事情がありました。
 アンケートを監修した医師は…。 ヒラハタクリニック
 平畑光一院長 「今年の夏はかなり暑かったので、外に出るのが怖い、つらい人がたくさんいた」
 理由は猛暑だけではありません。 平畑光一院長 「夏にインフルエンザや新型コロナがはやるイメージがない。夏にそんなに重い病気になるはずがないという思い込み、それも受診控えの要因になっている可能性。重症化のリスクが上がってしまう。少し暑くても症状があれば医療機関を受診してほしい」

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