天皇皇后両陛下「愛子も平和希求の思いを心に刻んでいます」長崎訪問の初日終え感想
社会|
09/12 21:57

愛子さまと一緒に長崎県を訪問している天皇皇后両陛下は「愛子も、原爆被害の実相を肌で感じ、人々の強い平和希求の思いを深く心に刻んでいます」との感想を寄せられました。
天皇皇后両陛下は「初めて3人そろって長崎県を訪れることができ、うれしく思います」と訪問初日の感想を寄せられました。
平和公園で花を供えたことについては、「犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、これまでの長崎の人々の苦難を思い、平和への思いを新たにしました」とつづられました。
原爆資料館の訪問については「被害の悲惨さや被爆された方々が受けた差別・偏見に、深く心が痛みました」と記されました。
そして、愛子さまについて、「初めて長崎県を訪れた愛子も、改めて、原爆被害の実相を肌で感じるとともに、苦難を乗り越えてこられた長崎の人々の強い平和希求の思いを深く心に刻んでいます」と言及されました。
ご一家は12日の夕方、戦争の体験を踏まえ平和活動を行っている被爆者らと懇談されました。
天皇陛下は「長年に渡り、平和の大切さを解いていらっしゃって本当に敬意を表します」などと語られました。
愛子さまは「どのようなことを次世代に語り継いでいきたいですか」などと質問されました。
皇后さまは、被爆者の体験を小中学生に語り継ぐ活動をしている大学生の伝承者に「子どもたちに平和を伝えていってください」とねぎらわれました。