日航機墜落事故の遺族が講演
社会|
07/24 05:55
群馬県上野村に日航機が墜落して520人が亡くなった事故から来月、40年を迎えます。当時9歳の息子を失った母親が日本航空の社員を前に「安全の鐘を鳴らし続けて」と題した講演を行いました。
JALの役員や社員1100人余りを対象に講演したのは美谷島邦子さん(78)です。
1985年8月12日の群馬県の御巣鷹の尾根に日航ジャンボ機が墜落した事故で次男の健くんを亡くしました。
美谷島さんは安全を第一に考え、小さなインシデントでも報告するなど「臆病者と言われる勇気を持ってほしい」と話しました。
そして、講演の最後にこう語り掛けました。
美谷島邦子さん
「御巣鷹山の空から、一緒に安全を創っていきましょう」