“7月5日に大地震”の予言は「デマ」と気象庁長官 「現代科学で予知は不可能」
社会|
06/13 18:59

SNSなどで拡散している「2025年7月5日に大地震が日本を襲う」という情報について、気象庁の長官が「デマである」との見解を示しました。
この問題を巡っては、日本の漫画家の「予言」が派生し、「2025年7月5日に大地震が日本を襲う」といった科学的根拠のない情報が日本や海外のSNSで拡散しています。
こうした情報について、気象庁の野村竜一長官は13日の会見で、現代の科学的知見では日時と場所を特定する地震の予知は不可能なため「デマである」との見解を示したうえで、「そのような情報で心配する必要はない」と呼び掛けました。
その一方で、日本ではいつどこでも地震が起きる可能性があるとして、日頃から地震の備えの確認をするように求めました。