警察庁長官「交通安全教育や広報啓発の充実・強化」外国人ドライバーの相次ぐ事故受け
社会|
06/11 08:26
警察庁の楠長官は、各都道府県警の交通部長などを集めた会議で、外国人ドライバーに対して交通安全教育などの強化や充実を図るように指示しました。
警察庁
楠芳伸長官
「我が国の交通ルールはもちろんのこと、交通マナーについても理解が深まるよう、交通安全教育や広報啓発の充実・強化を図るとともに、外国人運転者を雇用する会社等に対して、外国人運転者の安全運転を促すよう働きかけを強化していただきたいと思います」
警察庁の楠芳伸長官は、東京・千代田区で行われた「全国交通部長会議」で、外国の運転免許を日本の免許に切り替える「外免切替」などを行った外国人ドライバーによる事故が相次いでいることなどを受けて、交通ルールなどの理解を深めるために交通安全教育や広報啓発の充実や強化を行うように指示しました。
この他にも、楠長官はレンタカー業界と連携した訪日外国人の交通事故防止対策や、外国人ドライバーの観光客を対象にした「白タク」行為などの取り締まりについても強化するようにと話しました。