九州 大雨災害に厳重警戒 異例の遅さ 台風1号発生へ
社会|
06/11 06:22
九州は引き続き大雨災害に厳重な警戒が必要です。また、台風1号が11日にも発生する見込みです。
活発な前線の影響で九州は9日以降、この時期としては記録的な大雨となっています。
11日午前5時現在、鹿児島市や宮崎県都城市などで避難指示が出されています。
すでに地盤が緩んでいるなか、11日も激しい雨が予想されています。
土砂災害や河川の氾濫、浸水に警戒が必要です。
さらに、10日に梅雨入りした関東甲信なども11日は雷雨となり、警報級の大雨となる恐れがあります。
一方、日本の南の海上では11日にも台風が発生する見込みです。
今年は台風の発生が記録的に遅れていて、11日に発生すれば統計史上5番目に遅い台風1号となります。
台風に発達した後は中国大陸に進む見通しです。
ただ、来週にかけて梅雨前線の活動を強め、日本に大雨をもたらす可能性があります。