連合が「最低賃金」引上げ求め厚労省に要請 最低賃金の目安額の議論開始前に
社会|
06/03 21:33

最低賃金について今年の目安の議論が始まる前に、連合が引き上げなどを求めて厚生労働省に要請書を提出しました。
最低賃金は企業などが労働者に支払わなければならない最低限の時給で現在、全国平均で時給1055円になっています。
毎年、厚労省の審議会で公益・労働者・使用者の代表が最低賃金の引き上げを議論し、夏までをめどに目安額をまとめています。
この議論に先駆けて連合は3日、厚生労働省に要望書を提出し、最低賃金の引き上げなどを求めました。
連合の清水秀行事務局長は「大手も中小企業も含め地方に確実に賃上げを広げていくには最低賃金を十分に引き上げていくことが必要」と話しました。