「百日せき」患者数2660人 2週連続で過去最多更新 厚労省
社会|
06/03 11:06
「百日せき」の全国の患者数が1週間で2660人となり、2週連続で過去最多を更新しました。
JIHS=国立健康危機管理研究機構によりますと、5月25日までの1週間で報告された「百日せき」の患者数は2660人で、2週連続で過去最多を更新しました。
今年に入ってから「百日せき」の患者は累計で2万2351人となり、1年間の累計で最も多かった2019年の1万6850人をすでに大きく上回っています。
都道府県別では、新潟県が148人で最も多く、次いで兵庫県の139人、東京都の128人でした。
また、全国の医療機関から報告された「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の患者数は1医療機関あたり「1.97人」となり、過去最多となった前の週の「2.05人」より減ったものの、依然高い水準になっています。
厚労省は、手洗いやマスクの着用などの感染対策をとるように呼び掛けています。