ホタテ加工場で硫化水素発生か 男性作業員1人死亡
社会|
05/16 06:21
北海道枝幸町にあるホタテの加工場で汚水を貯蔵するタンクのポンプの交換作業中に作業員2人が倒れ、このうち1人が死亡しました。
15日午後2時前、枝幸町のホタテの加工場から「作業員2人の意識がなくなった」と消防に通報がありました。
警察によりますと、男性作業員(40代)が水産廃棄物処理施設のタンクの中でポンプの交換中に倒れ、助けに入った別の男性作業員(40代)も倒れたということです。
2人は意識不明の状態で病院に運ばれましたが、先に入った男性の死亡が確認されました。
現場は有毒な「硫化水素が発生する場所」という情報もあり、警察が当時の状況を詳しく調べています。