【速報】関西テレビの専務が辞任 女性への性加害疑いに関する社内調査の結果を受け
社会|
05/14 20:10

関西テレビは14日午後、喜多隆専務取締役(66)について「喜多氏から性被害に遭った」とする申告が女性からあり、社内調査チームの調査結果から辞任を促し、今月7日付けで辞任したと発表しました。
関西テレビによりますと、4月上旬、女性からの「去年、喜多氏から性被害に遭った」とする申告を受け、常勤監査役を中心とする社内調査チームを立ち上げました。
外部弁護士も含め調査を進めた結果、「女性の訴えに一定の真実性があった」との判断にいたり、喜多氏に辞任を促したところ、今月7日付で喜多氏から「一身上の都合で辞任する」旨の申し出があり、辞任したということです。
喜多氏は性加害については否定しているということです。
関西テレビは「高い倫理観と人権意識を持つべきメディア企業の取締役が、このような事案について疑念を持たれる事態に至ったことについて、当社として極めて重く受け止めております。今後、関西テレビとしましては、人権尊重やコンプライアンス重視の姿勢をあらためて徹底し、取り組んで参ります」とコメントしています。