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ニセコ開発に陰り? 高級リゾート破産

社会

05/11 09:26


 ニセコのリゾート開発に陰りが見え始めています。 国民民主党
 榛葉賀津也幹事長 「ニセコ町では、ラーメン1杯2000円、カツ丼3000円、お茶のおかわり500円、ウニ丼2万円。恐ろしいインバウンド価格だ。大臣のような金持ちは買えるかもしれないが、私は食べられない、大変だ」
 8日の国会で、北海道のニセコ町について、こう述べた国民民主党の榛葉幹事長。
 実際SNS上には今年3月、ニセコのスキー場で「枝豆のメガ盛り、2700円」を目にしたという投稿が…。
 ニセコ町では、物価をはじめ、地価や人件費も高騰が続いていて、「ニセコバブル」とも呼ばれています。
 背景にあるのは、上質のパウダースノー目当てに訪れる外国人スキー客の急増です。
 リゾート開発を計画する海外資本も多く押し寄せています。しかし、建設中の建物には人影が一切ありません。
 スキー場に隣接する抜群のロケーションに位置し、ニセコ最大級のリゾート施設として去年開業する予定だった建物。
 先月、開発を担う香港系の会社が裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
 4年前の着工から全体の3割ほどまで工事が進んでいましたが、去年6月ごろに作業がストップしたということです。 ゼネコンの担当者 「契約に基づいた建設費の支払いが行われなかった」
 負債額は数十億円規模に上るとみられています。 帝国データバンク
 札幌支店情報部
 渡辺雄大部長 「建設の部分で非常にコストが上がっている人件費。ニセコのあの場所に人を集めるとものすごい建設費がかかる。投資が回収できるか考えた時になかなか見合わなくなって開発自体が難しくなったと考えられる」 (「グッド!モーニング」2025年5月11日放送分より)

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