涙の別れ「精進します」 警視庁警察学校で卒業式
社会|
05/07 23:50
東京・府中市の警視庁警察学校で専門的な知識などで警察官の業務を支える行政職員初任課の卒業式が行われ、その様子が初めて公開されました。
警視庁警察学校では7日、遺失届の取り扱いや会計のほか、通訳などの専門知識で警察業務を支える行政職員の卒業式が行われました。
卒業した116人は4月から約1カ月間、警察学校で寮生活をし、事務業務に関連する法律などを学びました。
卒業生の通訳職
森弘春香さん(23)
「(志望理由は)大学在学中にスペイン留学を経験して、その時に友人が窃盗被害に遭ったこと。誰かを助けること、治安を守ることに言語の壁があってはならない」
「(スペイン語)通訳者として精進します」
行政職員は警視庁に約3000人いて、卒業生は7日から所属の部署に配属されます。