戦後80年 福岡厚労大臣が激戦地ペリリュー島を訪問 遺骨収集協力でパラオ政府と合意
社会|
05/05 22:15

今年、戦後80年を迎える中太平洋戦争で激戦地となり多くの日本人が命を落としたパラオのペリリュー島に福岡資麿厚労大臣が訪問し、早急な遺骨収集の協力をパラオ政府と合意しました。
福岡厚労大臣は5日、太平洋戦争でおよそ1万人の日本人が命を落としたパラオのペリリュー島を訪れました。
いまだに見つかってない日本人の遺骨を巡り、パラオの担当大臣と会談し、去年新たに見つかった集団埋葬地でのさらなる遺骨収集の協力について合意しました。
ペリリュー島にはおよそ2400人分の遺骨があるとされ、新たに見つかった埋葬地には1000人分以上が埋まっているとみられています。
厚労省は派遣する回数を倍に増やすなどして2027年度までに埋葬地での収集を終えたいとしています。