「上げ馬神事」更なる安全対策も 三重・多度大社
社会|
05/05 05:56
三重県の多度大社で馬が坂を駆け上がる伝統の「上げ馬神事」が行われています。今年は更なる馬への安全対策も施されました。
多度大社の上げ馬神事は農作物の豊凶などを占う伝統行事です。
2年前、壁を上る際にけがをした1頭の馬が殺処分となり動物虐待との批判があったため、去年から壁が撤去されて行われています。
さらに、今年は馬の負担を減らすため、鞭(むち)を使うことが禁止され、馬場に砂を敷く対策が取られました。
多度大社では前日祭の4日は10頭が神事を終えていて、本祭の5日は5頭が坂を駆け上がることになっています。