高額療養費制度の見直し巡り患者団体など参加の専門委員会設置へ 厚労省
社会|
05/01 22:05

高額な医療費を抑える「高額療養費制度」の見直しを巡り、患者団体などの当事者らも参加して制度の在り方を議論する専門の委員会を設置することが決まりました。
高額療養費制度を巡っては、政府は患者団体などの反発を受け、今年から実施を予定していた負担上限額の引き上げをいったん見送りました。
1日に開かれた厚生労働省の審議会では、制度の在り方について医療従事者や保険者の団体のほか、患者団体も議論に参加する専門委員会を設置することが決まりました。
高額な治療を受ける当事者へのヒアリングや制度の変更が家計に与える影響なども検討していくということです。
政府は秋までに新しい方針を決定するとしています。