逆走車は黒磯板室ICから入ったか 東北道で3人死亡の複数事故
社会|
04/27 23:09
26日夜、栃木県の東北自動車道で、逆走した車が他の車と正面衝突するなど複数の事故が起き、3人が死亡し10人がけがをしました。
午後10時すぎ、那須塩原市の東北道上りで、逆走した車による正面衝突事故とそれで生じた渋滞に伴う玉突き事故が起きました。
警察によりますと、逆走した車は、黒磯パーキングエリアから500メートルほど北に進んだ場所で車と接触し、その直後に別の車と正面衝突しました。
この事故で、逆走した車を運転していた宇都宮市に住む40代の男性と正面衝突された車を運転していた岩手県北上市の50代の男性が死亡しました。
また、およそ20分後、事故による渋滞の最後尾に大型トラックが追突するなど6台が絡む玉突き事故が起き、追突された乗用車の後部座席に乗っていた60代の女性が死亡しました。
事故が起きる直前、警察には逆走車を目撃したとの110番通報が相次ぎました。
警察は、この車が黒磯板室インターチェンジから高速道路に入り、逆走した可能性もあるとみて一連の事故の原因を詳しく調べています。